アジア歴史資料センター

文字サイズ

標準

拡大

Language

English

辞書検索(用語詳細)

この辞書データを使ってアジ歴のデータベースを検索します。

陸軍省

りくぐんしょう

解説
主として日本陸軍の軍事行政を所管した中央官庁。兵部省陸軍部を前身に、1872年2月28日、太政官の一省として設置された。1878年12月5日、参謀本部が、軍令事項を所管する天皇直属の機関として独立。1900年4月24日、教育総監部が、陸軍の教育を所管する天皇直属の機関として独立。省内の組織は変遷を重ね、終戦時には、大臣官房と人事・軍務・兵務・経理・医務・法務の六局だった。1945年9月28日、上陸地支局を小樽・浦賀・新潟・清水・敦賀・広島等の各地に開設し、陸軍軍人軍属の復員業務に当たった。同年11月30日に廃止。その業務は第一復員省が引き継いだ。
参考資料
国史大辞典編集委員会編『国史大辞典』吉川弘文館/厚生省援護局編『引揚げと援護三十年の歩み』厚生省、1977年、81頁
基本語(日本語)
陸軍省
基本語(英語)
Army Ministry
同義語
Ministry of War
関連語
軍部大臣武官制兵部省陸軍卿陸軍大臣陸軍次官第一復員省
上位カテゴリ
このページのURL
https://www.jacar.archives.go.jp/das/term/00002345


PAGE TOP