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外蒙事件

がいもうじけん

解説
満洲国とモンゴル人民共和国の国境地域であるハルハ廟付近で1935年1月24日に発生した両国の武力衝突事件。日本側の史料では、同地域を視察していた満洲国側の部隊がモンゴル人民共和国側からの射撃により死傷したことが発端とされている。同事件の善後措置のため、同年6月3日より両国の間で国境問題に関する会議(通称満洲里会議)が開催された。満洲里会議は3回に亘って開催され、国境紛争処理のための代表機関設置、国境線の画定、紛争処理のための委員会設置などが議論されたが合意を得られず、3回目の会議が1936年11月3日に一時中断となった。その後、同年11月25日に日独防共協定が締結されたことにより、満洲里会議は成果もなく終わった。
基本語(日本語)
外蒙事件
基本語(英語)
Outer Mongolia Incident
関連語
ハルハ廟満洲里会議蒙古人民共和国
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https://www.jacar.archives.go.jp/das/term/00000607


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