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バルガス

ばるがす

解説
1890-1980年。フィリピンのコモンウェルス時代(独立準備政府、1935~1942年)、ケソン政権の内閣官房長官を務める。日本軍政下、日本側の要請を受けて1942年1月26日にバルガスを委員長として行政委員会が発足し、その後バルガスは軍政下の行政府長官となる。同時に、日本軍が政党を廃止して大政翼賛的な団体である新比島奉仕団を組織させると、バルガスはその総裁に就任した。1943年10月、日本によりフィリピンの「独立」が承認されると、バルガスは初代駐日大使として日本に赴き、そこで終戦を迎えた。
参考資料
鈴木静夫・早瀬晋三編『東南アジアを知るシリーズ フィリピンの事典』同朋舎、1992年、252~253・282頁。
基本語(日本語)
バルガス
基本語(英語)
Jorge Bartolome Vargas
同義語
ホルヘ・ビ・バルガスホルヘ・ビー・バルガスホルヘビバルガスホルヘ、ピパルガスバルガス長官バルガス大統領バルガス大使JORGE B. VARGAS
関連語
行政長官行政府長官比島行政府長官バルガス行政府新比島建設新比島奉仕団総裁比島体育協会会長
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