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後藤新平

ごとうしんぺい

解説
1857年生。岩手県水沢市出身。1880年からの愛知医学校長を経て、1883年より内務省衛生局に勤務し、1892年に衛生局長となる。1895年の臨時陸軍検疫部勤務を経て、1898年に台湾総督・児玉源太郎より台湾総督府民政局長(のち民政長官)に指名され、1898年3月~1898年6月まで務め、旧慣調査や産業育成を推進した。民政局が民政部に改編されると民政長官として1906年11月まで勤務。その後、満鉄の初代総裁に就任し、ほどなくして台湾時代からの部下である中村是公に総裁の職を引き継いで帰国。1908年に逓信大臣(鉄道院総裁兼務)となり1911年8月に辞職、1912年に再度逓信大臣(鉄道院総裁・拓殖局総裁兼務)に就任、1913年2月辞職。1916年には寺内内閣の内務大臣兼鉄道院総裁となり、1918年には外務大臣に就任して日本のシベリア出兵を推し進めた。1920年より東京市長を務め、1923年には再度内務大臣に就任し、関東大震災後には帝都復興院総裁を兼務して、被災した東京の復興計画に従事した。1929年4月没。
参考資料
「後藤新平」(鳥海靖執筆)臼井勝美ほか編『日本近現代人名辞典』吉川弘文館、2001年、423-424頁。「後藤新平」(加藤聖文執筆)貴志俊彦・松重充浩・松村史紀編『二〇世紀満洲歴史事典』吉川弘文館、2012年、76-77頁。
基本語(日本語)
後藤新平
基本語(英語)
Goto Shimpei
同義語
後藤民政長官後藤台湾総督府民政長官後藤長官後藤帝都復興院総裁後藤鉄道院総裁後藤総裁後藤拓殖局副総裁後藤外務大臣後藤伯後藤子後藤男内務大臣後藤男爵
関連語
後藤大臣後藤内務大臣後藤逓信大臣内務省衛生局長臨時陸軍検疫部台湾総督府民政長官南満洲鉄道株式会社総裁鉄道院総裁逓信大臣拓殖局総裁シベリア出兵西比利亜出兵問題ニ関スル意見日露協会内務大臣東京市長帝都復興院総裁大日本連合青年団後藤一蔵
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