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日下義雄

くさかよしお

解説
1851(嘉永4)年生。会津藩出身。父は藩医石田龍玄。藩校日新館に学ぶ。1868年戊辰戦争に従軍して負傷。1870年大阪英学校に入学。1871年岩倉使節団に同行して渡米、アメリカに留学。1874年帰国。同年紙幣寮七等出仕。1875年免官。1876年正院七等出仕。同年井上馨に同行して渡欧、イギリスに留学。1877年太政官御用掛、太政官権少書記官。1880年帰国。1881年太政官権大書記官兼内務権大書記官。1881年登記法取調局。1882年内務権大書記官。1884年非職、農商務権大書記官・統計課長、一等駅逓官、兼農商務大書記官。1885年駅逓局総監官房長。1886年長崎県令(後に長崎県知事と改称)。1889年非職。1892年福島県知事。1895年弁理公使。1896年免官、第一銀行監査役。1901年京釜鉄道株式会社常務取締役。1902年衆議院議員。1908年第一銀行取締役。1912年衆議院議員、東邦火災保険株式会社社長。1923年死去。
参考資料
秦郁彦編『日本近現代人物履歴事典』第2版、東京大学出版会、2013年、214~215頁。宮地正人ほか編『明治時代史大辞典』第1巻、吉川弘文館、2011年、777頁(執筆:村瀬信一)。
基本語(日本語)
日下義雄
基本語(英語)
Kusaka Yoshio
同義語
日下権少書記官日下権大書記官日下駅逓官日下知事日下長崎県知事日下長崎県令日下福島県知事
関連語
岩倉遣外使節井上馨登記法取調局長崎県知事福島県知事第一銀行京釜鉄道株式会社東邦火災保険株式会社
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