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川路利良

かわじとしよし

解説
1834(天保5)生。薩摩藩出身。最終階級は陸軍少将。父は与力川路利愛。1850(嘉永3)年兵具方与力附。1867(慶応3)年兵具方一番小隊長、学兵隊長。同年撃剣稽古場を開設、比志島抜刀隊を組織。1868年戊辰戦争に従軍。1869年兵具奉行。1871年東京府大属、権典事、典事。1872年邏卒総長。東京府の警察権が司法省警保寮に移管されるに伴い司法省に移籍、警保助兼大警視を務める。同年司法理事官随行員として岩倉使節団に合流、警察制度調査に従事。1873年帰国後、警察制度改革を建議するなど警察制度の整備に尽力。1874年警視庁大警視。1877年西南戦争に際し別働第三旅団を率いる。1879年警察・監獄制度視察のため渡欧するも病状悪化により帰国。同年死去。養子に川路利恭。
参考資料
宮地正人ほか編『明治時代史大辞典第1巻』吉川弘文館、2011年、599~600頁(執筆:友田昌宏)。国史大辞典編集委員会編『国史大辞典第3巻』吉川弘文館、1983年、715~716頁(執筆:小西四郎)。
基本語(日本語)
川路利良
基本語(英語)
Kawaji Toshiyoshi
同義語
川路大警視河路大警視川路警視長川路警保頭川路少将河路少将川路陸軍少将川路両少将川路ノ両少将
関連語
邏卒総長警保寮岩倉遣外使節警視庁別働第三旅団抜刀隊東京府大属権典事西南戦争川路旅団川路利恭大久保利通
表記ゆれ
川路利長
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