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何禮之

がのりゆき

解説
1840(天保11)年生。長崎出身。父は唐通事何静谷。1863(文久3)年長崎奉行所英語稽古所学頭。1867(慶応3)年開成所教授職並。1868年瓊江塾を開設、大阪洋学校の設立にも尽力。同年開成所御用掛、一等訳官。1869年兼造幣局権判事、洋学校督務。1870年大学少博士。1871年文部少教授。同年岩倉使節団に一等書記官として参加、特に木戸孝允に随行して憲法制度調査に従事。1872年外務二等書記官。1873年帰国。同年駅逓寮五等出仕。1874年内務省五等出仕、台湾蕃地事務局御用掛。1875年第三局長心得。1876年翻訳課長心得、内務権大丞。1877年内務権大書記官兼図書局長。1880年内務大書記官。1884年元老院議官。1890年錦鶏間祗候。1891年貴族院勅選議員。1923年死去。
参考資料
我部政男ほか編『勅奏任官履歴原書』下、柏書房、1995年、219~224頁。宮地正人ほか編『明治時代史大辞典第1巻』吉川弘文館、2011年、562~563頁(執筆:清水唯一朗)。
基本語(日本語)
何禮之
基本語(英語)
Ga Noriyuki
同義語
何一等書記官何内務省五等出仕何図書局長何礼之助
関連語
大坂洋学校開成所岩倉遣外使節駅逓寮台湾一件蕃地事務局元老院議官錦鶏間祗候
表記ゆれ
何礼之
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