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大島久満次

おおしまくまじ

解説
1865生。愛知県出身。1888年7月に帝国大学法科大学を卒業したのち、1888年法制局参事官試補、衆議院書記官兼法制局参事官を経て、1896年に台湾総督府参事官に就任。その間、総督府臨時対岸事務掛長、警察本署長などを務め、1901年には同府警視総長となり、1908年5月には後藤新平の後任として台湾総督府民政長官に就任し、臨時台湾工事部長も兼任した。その後、1910年7月に依願免本官となったが、1912年1月には神奈川県知事に就任し、1915年まで務めたのち、政友会から出馬して衆議院議員に当選し、1918年まで務めた。1918年4月没。
参考資料
人事興信所『人事興信録 第三版』1911年、を155頁。日外アソシエーツ株式会社編『明治大正人物事典Ⅰ 政治・軍事・産業篇』2011年、123頁。岡本真希子『植民地官僚の政治史 朝鮮・台湾総督府と帝国日本』三元社、2008年、410-411頁。
基本語(日本語)
大島久満次
基本語(英語)
Oshima Kumaji
同義語
大島民政長官大島警視総長
関連語
台湾総督府参事官台湾総督府臨時対岸事務掛長台湾総督府警察本署長台湾総督府警視総長台湾総督府民政長官臨時台湾工事部長神奈川県知事衆議院議員
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