Shin Sekai Asahi Shinbun 1941.10.12

内容: ＠／赤軍今や混乱化の前夜ソ連も重大危機近きを自認他方「独ソ停戦説」益々高し／赤都防衛陣破る／中部地区／南部地区／赤軍既に統制力を失ふ戦局の帰趨、一二週間で決定？／独鷲荒れ狂ふ手当り次第に猛爆／「世界の宝庫」南方に使ひした米経済特使の「反日言辞」露骨／援ソに転用も可米武器貸与追加予算に六十億弗案可決／パナマのクーデター米国の態度頗る奇怪／ソの危機を傍観する英の態度に非難高し／共産軍包囲の鉄環縮少敵兵便衣を纏ひ遁走に躍起／笑止、鄭州奪還を夢み我が強撃に潰滅一途／敵、奪還をデマるが我軍宜昌確保／湖北の一撃／２／着々現実化す対日封鎖陣米国重慶間の鉱物発掘協定／食糧確保へ積極策一営団の創設案進む異説もあつて当局検討続行／麦類は減収農林省実収高発表／パナマ沿岸に米艦隊常駐／伊国駐華大使北京を訪問／東本願寺学園修業式を挙行／麦嶺新入営者／岩橋実岡節子婚約／エデン便り／日曜の教会／本社映画の夕／メ教聖日集会／日校教師会／対日石油禁輸の協定知らぬとハル長官否定／ローダイからターラツクへ／３／いよいよ来る日本船！わが提案に米国も同意三船相次いで米国へ桑港向け第一船十五日出帆つづいて二船布哇と沙港へ／配船へ外務当局談発表目的旅客運輸を一時的に緩和するもの在米日本人引き揚げなどの意味なし／三船差遣を逓信省正式発表龍田丸先づ桑港へ新田、大洋晩市、沙港と布哇へ／邦船来航を米政府公表同胞約二千人帰国か／来航三船のスケデュール／三邦船派遣の件総領事館着公電／高松宮殿下令旨を賜ひ日伊協会総裁宮奉戴式挙ぐ／入船と邦人社会予想さる混雑郵船対策考究中／龍田丸定員約八百名特別扱ひ必定／東部の人々はシアトル港へ大洋丸も来米か／一般同胞よあわてるな船は又来るだらう／稲垣副領事談／龍田丸ＯＫ田岡支店長談／乗船券の税率変る／反日四国のしこ縁組日本憎さでなほ深みへ埒弁へぬ蘭印なども不遜意図／日系兵から本社へ礼状／文展盛ん工芸作品二倍千七十余点／故小林少佐の盛大な追悼会／大平洋貿易の山万醤油好評／海軍、要因充足へ英断民間から士官採用の範囲を拡ぐ／陸軍の長老、枢密顧問官河合大将薨去／ロ大統領二十七日放送／畏き辺りより病気お尋ね賜ふ／「大原御幸」の能画展覧今日港ずしに於て／笑顔の在仏印支那人和平へ汪氏支持へと著動

種別: 写真

写真・図等のキャプション: 写真待望の日米連絡第一船郵船龍田丸

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