Shin Sekai Asahi Shinbun 1937.08.16

内容: ＠／付近飛行場に勇壮爆撃行敵機七十台を射落粉砕！我無敵空軍に高らかな凱歌上海の制空権を完全に確保狂乱の支那機全く影を没す／わが空軍、長駆南京襲撃／増援部隊、上海へ上陸前事変当時の数倍に達す武官室発表／狂乱の支那空軍滅裂無事帰還辛じて一機墜落、行衛不明併せて八機／我が高射砲齊射に支那機通走／既に空屋の武官室敵弾に破壊さる／臨時議会召集決定／狂乱爆撃の犠牲者数／我が軍の行動は自衛権の発動なり！外務当局、英の干渉態度を牽制／支那の無稽抗議我を誣ふ出先官憲一蹴／八寺機の敵を太田部隊撃退／支那軍用機九台今日も我駆逐隊を空襲一発も命中せず、一機は墜落／「共同租界の爆撃は全く支那側の責任」我、英出先艦隊の申入を一蹴／各国官憲支那側に抗議／長谷川第三艦隊司令官我方の立場を説明／愈々戦時経済体制へ政府税制、金融、産業統制を企画臨時議会を目標を蔵相関係官と協議開始暫定立法とし満州も包含か／時の彩照洋生猿の手鋸／２／北平に平和復る特輯・北支、上海事変画報並に戦況！宋哲元ら要人逃亡し親日の「新機構」樹立警察委員長に張自忠／凄惨な銃砲の中にも治安、微塵も乱れずビクともせぬ日本租界／国民政府色を失ふ相次ぐ収退に／日本租界の旅館へ投弾／３／第二次上海事変の真相支那正規兵の不法射撃に敢然！これに応戦暴戻極る敵機美事に粉砕八月十四日午後桑港総領事館着公電／支那側の空爆猛烈十四日公電／米国の対事変態度近く宣明か上院外交委員長ピ氏の予言／白蓮の夫、宮崎龍介に南京政府スパイ嫌疑、偽名、渡支直前を抑留さる／偽名が悪かつた白蓮夫人談／本社の奉仕北支の地図読者に贈呈十八日付の本紙付録として／我が青島巡羅兵便衣隊に撃たる服部二等機関兵曹と辻本水兵昨日桑港総領事館へ公電／白蓮夫人喚問さる／塩崎総領事視察から帰る／外国汽船の乗船客布哇一時滞在遂に禁止数十年来の思典今後廃止／太平洋上の船賃値上各汽船会社が／キング園の飼犬又も邦人を嚙む川浪少年に全治三週間の瑕／命の恩人を救ひにマターン氏北空へ急行！ソ連旅客機不時着と判明／太洋丸着く昨日午後一時／沖原監督来桑／病菌投入を陰謀の支那留学生検挙！事件発生と同時に貯水池に／麻生氏歓迎会一般来会辞退／忍術劇第二日盛況／支那財界混乱必至我銀行筋の見解悲観的／マーケツト電車収入減少乗換券利目なく／北支事変映画二十二日当地で

種別: 写真

写真・図等のキャプション: 写真=廓坊に殊勲たてた鯉登部隊の機関銃隊／天津某方面に於ける我が某部隊の戦闘準備／北市某地帯の我が○○隊本部は鉄條網をめぐらし厳重なる警戒の裡に皇軍の威力を示してゐる／銃後の赤誠を示すは此時と勇ましくも起つた大阪に本部を有する関西国防婦人団／血迷へる支那空軍の爆弾投下の洗礼を受けた国際都市大上海矢の示すは投下の場所／遂に砲煙の巷と化した上海の重要区域と重要公館

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