Shin Sekai Asahi Shinbun 1936.10.19

内容: ＠／根柢なき民主主義を否定し荒木元陸相沈黙を破る国家中心主義イデオロギーの確保を唱へ「宗教平和論」を説く／独自のイデオロギー無きが故に進路を失つた支那の姿西国内乱はイデオロギー統一への試練／連盟の崩壊は民主主義的失敗に基く／ロ大統領提案の世界平和会議に期待礼儀、謙譲は戦争防止の楯／コザツク騎兵軍務復帰／筆鋒鋭く仏右翼新聞共産主義排撃／北支駐屯軍の演習、線路を阻み鉄道ダイヤに支障京漢鉄道当局より我が軍司令部に警告／仏空相の航空機製作工業国営実施宣言に反響激し／蘇連政府スペイン政府軍援助否官／白国中立を実行せば仏蘭西は国防力拡充の要ありソビエツト筋の観測／廣田内閣の死命を制する行政機構改革問題愈々俎上へ観艦式後首相正面より解決に着手か／仏国科学者新防毒衣発明注目を惹く／明年度に実現を期待予算不要の部門は年内にも陸軍目的貫徹に邁進／ベルギーの行動は自己破滅を急ぐものフランス政府筋高唱／のぞきメガネ春舟郎祖先発祥の地／伊太利黒シャツ宰相欧州の平和確保工作に出馬？？同時に独逸親善を提議しソ連閉出しを企画／時の彩照洋生ハロウイン／２／人の道より獣の道へ邪教「人の道」撲滅の嵐生神様の御木徳一（六七）実は少女凌辱の色魔神に隠れた飽くなき罪状逐一自白／美少女数名を次々と神霊の室で犯す神燈の蔭に落花狼藉／疑惑充満の教義と神律／桑港南洋などにも布教師を派遣いかがはしい神律を宣伝／御木徳一が教祖になる迄歩んだ道は？／東本願寺主催名画三篇水木の両夜／父と良人／荒川小森両氏友人主催送別会／藤井嬢永眠葬儀は月曜／各支部も調査厳しく教壇の危局愈々迫る／閉鎖解散続出！！！／一切を告白すると御木から上申書／いつまで続くか日本の堪忍袋「二」東京にて春舟郎／３／太平洋横断も物かは航空日本の頭脳で生れた大型機二機快晴の初秋へ尖端アベツク／世界記録目指す長距離航空機帝大航空研究所で製作／空のホテル日本最大の旅客機空で銀翼料理饗応／六十人乗りの巨機六台注文汎米航空会社更に飛躍／日本製タイル米国へ進出／木下乙市氏本社に来訪／野球リーグ雨天延期／シンプソン夫人英帝の御側へ但し皇后にはなれさうになし／米国の老博士執筆の「明治の三傑」出版さる日本滞在三ケ年に著書六冊の老学者／貞操破産時代（二）両角博／未明の街上に哀れ飛降自殺須市の安本政太郎氏

種別: 写真

写真・図等のキャプション: 黒シヤツ宰相

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