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林董

はやしただす

解説
1850(嘉永3)年生。佐倉藩出身。最高爵位は伯爵。実父は佐倉藩医佐藤泰然、後に幕府御殿医林洞海の養子となる。1866(慶応2)年幕府留学生としてロンドンで学ぶ。1868年帰国。同年榎本武揚に随従して箱館戦争に参加。1870年釈放。1871年神奈川県出仕、外務省七等出仕。同年岩倉使節団に二等書記官として随行。1873年帰国。同年工学助。工部大書記官、太政官大書記官を歴任。1882年兼宮内大書記官。同年有栖川宮熾仁親王に随行して渡露。1883年帰国。1885年逓信省駅逓局長。1887年内信局長。1888年香川県知事。1890年兵庫県知事。1891年外務次官。1895年特命全権公使(清国駐箚)。1897年露国駐箚。1899年第一回ハーグ平和会議に委員として参加。1900年英国駐箚。1902年日英同盟協約の締結に当たる。1905年特命全権大使。1906年外務大臣。日仏協約・第三次日韓協約・日露協約の締結を実現。1908年依願免官。1911年逓信大臣、兼外務大臣。1913年死去。実兄に松本良順など。
参考資料
「伯爵林董特旨叙位ノ件」(Ref.A12090150400)。国史大辞典編集委員会編『国史大辞典第11巻』吉川弘文館、1990年、682~683頁(執筆:大畑篤四郎)。
基本語(日本語)
林董
基本語(英語)
Hayashi Tadasu
同義語
林董三郎林逓信大臣林駐英公使林駐英全権大使英国駐箚林大使在露林公使在露林全権公使在露林特命全権公使在露国林公使露国駐箚林全権公使林大書記官林宮内大書記官林宮内書記官林工部大書記官林工部権大書記官林工部書記官林子爵
関連語
林伯爵林外務大臣在英国林大使林特命全権大使箱館戦争岩倉遣外使節香川県知事兵庫県知事在清国特命全権公使在露特命全権公使万国平和会議駐英公使駐英大使日英同盟協約特命全権大使西園寺内閣奉天半島還付ニ関スル条約三国干渉日仏協約日韓協約第一回日露協約松本順ランスダウン
表記ゆれ
林薫
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