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鈴木貫一

すずきかんいち

解説
1843(天保14)年生。彦根藩出身。実父は藩士鈴木重用、後に兄である重威の養子となる。1864(元治元)年母衣役。1865(慶応元)年御供方頭。1867(慶応3)年洋学修業のため江戸に遊学。1868年キリスト教に入信、受洗。同年藩命でアメリカ留学。1869年帰国。1871年彦根に洋学校を設立し、教頭を務める。同年太政官権少外史。1872年左院中議生。同年左院視察団として渡欧。1873年在仏公使館書記官。1874年外務三等書記官。1876年外務二等書記官。1882年「官金私借」問題で送還、帰国後に投獄される。1888年出獄。1890年横浜海岸教会に入会。1893年下田歌子の訪欧に同行。1898年帰郷、滋賀育児院を設立。1914年死去。
参考資料
中島一仁「彦根藩士・鈴木貫一とキリスト教」(『滋賀大学経済学部附属史料館研究紀要』50、2017年)。杉井六郎「『公会名簿』に見える鈴木貫一について」(『キリスト教社会問題研究 』20、1972年)。
基本語(日本語)
鈴木貫一
基本語(英語)
Suzuki Kan'ichi
同義語
鈴木二等書記官在仏鈴木書記官
関連語
鈴木書記官鈴木代理公使岩倉遣外使節在仏公使館外務書記官横浜海岸教会下田歌子
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