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在ウラジオストク貿易事務館

ざいうらじおすとくぼうえきじむかん

解説
1876年6月12日開設。1876年1月にウラジオストク在留日本人より、ロシア側との各種手続・商業取引上で問題が頻発しているとして、日本領事館設置の要望が出された。しかし、当時ウラジオストクに領事館を開設している国がなかったことから、ロシア政府は領事館設置を容認せず、日本の外務省は貿易事務官派遣という形での調整を進めた。1876年10月に初代貿易事務官として、外務省七等出仕・瀬脇寿人が派遣された。1909年10月1日に貿易事務館から総領事館に改編された。
参考資料
外務省記録局編『外務省沿革略誌』1889年、21頁。「3.浦塩斯徳ニ我領事館設立ノ儀上申 自明治9年」(アジ歴Ref:B15100748200)。「魯領「ウラジワストツク」(浦塩港)ニ我領事館ヲ置ク」(アジ歴Ref:A01000011700)。「(1.)露国浦潮港ヘ貿易事務トシテ瀬脇壽人赴任ノ件.明治九年」(アジ歴Ref:B16080263600)。
基本語(日本語)
在ウラジオストク貿易事務館
基本語(英語)
Office of the Japanese Commercial Agent in Vladivostok
同義語
在浦潮貿易事務館浦潮事務館
関連語
在ウラジオストク貿易事務官
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https://www.jacar.archives.go.jp/das/term/00003291


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