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在ハルビン総領事館

ざいはるびんそうりょうじかん

解説
1905年12月22日に調印された「満洲に関する日清条約」により、遼陽・鉄嶺・長春・吉林・チチハル・満洲里など14都市を外国人に開放することが決定された。在ハルビン総領事館は1907年3月3日に設置された 。1936年11月1日に濱江省牡丹江と三江省佳木期に分館を設置 。牡丹江分館は、1939年5月10日に領事館に改定された 。日本側は当初、新京(長春)、ハルビン、吉林、奉天(瀋陽)、延吉の各総領事館以下、各地に領事館と分館出張所を設けていたが、満洲国成立後、治外法権撤廃などを背景に漸次廃止され、最終的には新京、ハルビンの総領事館および、牡丹江、黒河、満洲里の3領事館を残すのみとなった 。
参考資料
外務省百年史編纂委員会編『外務省の百年 上巻』原書房、1969年。満洲国史編纂刊行会編『満洲国史 総論』満蒙同胞援護会、1970年、29頁。満洲国史編纂刊行会編『満洲国史 各論』満蒙同胞援護会、1971年。『官報』1907年3月6日、『官報』1936年10月31日、『官報』1939年5月10日。「満州に関する日清条約」(波多野善大執筆)外務省外交史料館・日本外交史辞典編纂委員会編『新版 日本外交史辞典』山川出版社、1992年、973-974頁。
基本語(日本語)
在ハルビン総領事館
基本語(英語)
Consulate General in Harbin
同義語
在哈爾賓総領事館在哈爾賓日本総領事館在哈爾賓帝国総領事館在哈爾賓日本帝国総領事館在哈爾濱総領事館在哈爾濱日本総領事館在哈爾濱帝国総領事館在哈爾濱日本帝国総領事館
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