キーワード検索キーワードの入力による資料検索を行います。辞書検索(カテゴリ)検索キーワードが登録された辞書データです。地名・人名・出来事等のカテゴリをクリックすることで、検索に適したキーワードへナビゲートします。辞書検索(五十音順)検索キーワードが登録された辞書データです。五十音リンクをクリックすることで、検索に適したキーワードへナビゲートします。レファレンスコード検索レファレンスコードによる資料検索を行います。過去に閲覧した資料をもう一度閲覧したい時に便利です。他機関との横断検索アジア歴史資料センターのデータベース、国立公文書館のデータベース、および他機関の運営するアジア歴史資料等のデータベースについて、横断検索することができます。地名・人名・出来事事典から検索地名・人名・出来事から、資料を検索するためのキーワード(資料作成当時に使われていた用語)を調べ、検索結果の精度を上げます。TOP辞書検索(カテゴリ)階層から検索する階層から検索する所蔵資料を省庁別等に「資料群」としてまとめました。資料群 → 簿冊 → 件名の階層構造や概要が分かります。国立公文書館外務省外交史料館防衛省防衛研究所琉球大学附属図書館滋賀大学経済経営研究所北海道立図書館北海道立文書館神戸大学附属図書館大分大学経済学部教育研究支援室スタンフォード大学フーヴァー研究所日本貿易振興機構アジア経済研究所東洋文庫新聞通信調査会山口大学図書館辞書検索(用語詳細)一つ前に戻るこの辞書データを使ってアジ歴のデータベースを検索します。内閣総理大臣ないかくそうりだいじんこのキーワードで検索解説大日本帝国憲法下の内閣総理大臣は、憲法で定められたものではなく、「内閣官制」(明治22年12月発布)という勅令で定められた官職である。内閣官制においては、内閣総理大臣は内閣を構成する各国務大臣の首班と定められている。しかし、大日本帝国憲法は、第55条第1項で「国務各大臣は天皇を補弼しその責に任す」と、また、第4条で「天皇は国の元首にして統治権を総攬」する旨規定していることから、内閣総理大臣は、統治権の総攬者として立法、司法、行政権を一手に引き受ける天皇が任命する国務大臣の1人として他の国務大臣と同等に位置づけられていた。内閣官制で、内閣総理大臣は行政各部の処分・命令を中止させることができる旨定められていたが、この処分・命令について「勅裁を待つ」と内閣官制に規定されていることから、最終的な判断権限は天皇にあった。従って、戦前の内閣総理大臣の権限は他の国務大臣に比べて強くはなかった。このことから、戦前においては、閣内不一致を原因とする内閣の交替が頻繁に起こった。さらに、1936(昭和11)年5月の陸軍省官制及び海軍省官制により、陸軍大臣、海軍大臣は現役の大中将が充てられることが規定されることになった。これによって、陸軍、海軍は、支持しない内閣からそれぞれ陸軍大臣、海軍大臣を辞任させ、後任補充を拒否することによって、軍の意向を内閣に押しつけることができ、戦前においては、国政に軍の意向が反映されやすくなった。参考資料「御署名原本・明治二十二年・憲法二月十一日・大日本帝国憲法」(Ref:A03020029600)。「御署名原本・明治二十二年・勅令第百三十五号・内閣官制」(Ref:A03020046900)。「御署名原本・昭和十一年・勅令第六三号・陸軍省官制中改正」(Ref:A03022024500)。「御署名原本・昭和十一年・勅令第六四号・海軍省官制中改正」(Ref:A03022024600)(海軍省官制)。毛利透、小泉良幸、淺野博宣、松本哲治「Legal Quest 憲法Ⅰ」有斐閣、2011年3月、46頁。憲法政治学研究会編「日本国憲法講義」誠文堂、2009年9月、285~286頁。大隅義和編、大江正昭編「憲法学へのいざない」青林書院、2015年4月、10頁。基本語(日本語)内閣総理大臣基本語(英語)Prime Minister同義語首相首班総理大臣関連語大命降下上位カテゴリ内閣(行政機関)このページのURL https://www.jacar.archives.go.jp/das/term/00002274