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解説
太政官に設置された立法審議機関。明治4年(1871)7月、太政官職制により正院・左院とともに設置された。諸立法を審議決定し、正院に尾上達することが職掌とされた。また、同年8月に制度局や集議院を管下に吸収し、議事機関としての役割を強化した。明治5年(1872)5月、「下議院」設置の議案を正院に提出し、その規則取調を進めた。また、明治6年(1873)6月の左院事務章程改正では、左院の職掌として「国憲民法」の編纂が盛り込まれたが、どちらも現実化には至らなかった。明治8年(1875)4月、元老院が設置されたことに伴って廃局。
参考資料
国史大辞典編集委員会編『国史大辞典』第6巻、吉川弘文館、1985年、235頁(執筆:稲田正次)。宮地正人ほか編『明治時代史大辞典』第2巻、吉川弘文館、2012年、24~25頁(執筆:毛利敏彦)。
基本語(日本語)
左院
基本語(英語)
Legislative Chamber (Sa-in)
関連語
右院正院
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https://www.jacar.archives.go.jp/das/term/00002139


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