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日蘭会商

にちらんかいしょう

解説
1934年から1941年にかけて断続的に行われた日本・オランダ領東インド(蘭領東インド)間の通商交渉。1930年代に日本からオランダ領東インドへの輸出が増大したことから、オランダ東インド政府が対日輸入制限を開始した。日蘭会商は、この貿易制限のための折衝であった。第一次交渉は1934年6月にバタヴィア(現在のジャカルタ)で行われ、一次中断の後、1937年4月に石澤・ハルト協定が結ばれた。1940年9月からは、小林一三、芳澤謙吉を日本側代表として、石油等重要資源確保を目的とする第二次交渉が開始されたが、日本の仏印進駐が行われる中、1941年6月に決裂した。
基本語(日本語)
日蘭会商
基本語(英語)
Negotiation between Japan and Dutch East Indies
同義語
日蘭印会商日本蘭領東印度通商会議
関連語
蘭領東インド日蘭通商条約関係日、蘭通商条約関係石澤・ハルト協定小林一三芳澤謙吉在バタヴィア蘭印特派使節蘭印経済使節顧問
表記ゆれ
日、蘭会商
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