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インパール作戦

いんぱーるさくせん

解説
太平洋戦争中の日本軍によるインド北東部の都市インパールへの進攻作戦。1942年にビルマに到達した日本軍はインパールへの進攻作戦を計画し、一度は成功の可能性が低いと判断され中止となったが、第15軍司令官・牟田口廉也陸軍中将は再度この計画を独断的に実行した。その目的は、援蒋ルートの遮断、およびイギリス植民地支配下のインド独立運動を支援するというものであった。インパール作戦には、自由インド仮政府のスバス・チャンドラ・ボース指揮下のインド国民軍兵士6000名も参加した。しかし、補給路と制空権の欠如などから歴史的な惨敗を喫し、作戦参加兵力10万人のうち、戦死者3万名・戦傷病者4万名を出した。この失敗の責任を問われ、参加した3師団長全員が罷免されることとなった。
基本語(日本語)
インパール作戦
基本語(英語)
Imphal Campaign
同義語
インパール戦インパール方面第15軍の作戦ウ号作戦
関連語
第15軍緬甸方面軍牟田口廉也河邊正三佐藤幸徳宮崎繁三郎ハ号作戦9号作戦8号作戦スバス・チャンドラ・ボースインド国民軍ウィンゲートコヒママニプールデマプール
表記ゆれ
イムパール作戦
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