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渡辺洪基

わたなべひろもと

解説
1847(弘化4)年生。越前藩出身。父は蘭方医渡辺静庵。1862(文久2)年越前府中の立教館に学ぶ。1865(慶応元)年開成所・慶應義塾に学ぶ。1867(慶応3)年医学所句読教授。1868年米沢にて英学校を開く。1869年大学南校に入学、大学少助教。1870年大学中助教、外務大録。1871年文書権正、外務少記。岩倉使節団に二等書記官として随行。1872年帰国。同年外事右局副長兼考法局長心得。1873年外務二等書記官(イタリア・オーストリア在勤)、一等書記官。1876年帰国。同年外務権大丞・記録局長心得。1877年外務権大書記官、記録局長心得。1878年太政官大書記官・法制局専務。1879年法制局主事。1880年外務大書記官、記録局長。1881年依願免官。1882年元老院議官。1884年工部少輔。1885年東京府知事。1886年帝国大学総長兼法科大学長。1887年兼文官試験局長官。1890年特命全権公使(オーストリア駐箚)。1892年帰国。同年衆議院議員。1897年貴族院勅選議員。1900年立憲政友会創立に参加。1901年死去。
参考資料
我部政男ほか編『勅奏任官履歴原書』上、柏書房、1995年、179~184頁。瀧井一博『渡辺洪基』ミネルヴァ書房、2016年。国史大辞典編集委員会編『国史大辞典第14巻』吉川弘文館、1993年、917~918頁(執筆:三谷博)。
基本語(日本語)
渡辺洪基
基本語(英語)
Watanabe Hiromoto
同義語
渡辺外務大書記官渡辺権大書記官渡辺外務少記渡辺特命全権公使渡辺公使 渡辺帝国大学総長渡辺少輔
関連語
慶應義塾大学南校岩倉遣外使節工部少輔帝国大学法科大学文官試験局元老院議官在墺特命全権公使立憲政友会工手学校錦鶏間祗候外交志稿外交志略
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