アジア歴史資料センター

文字サイズ

標準

拡大

Language

English

辞書検索(用語詳細)

この辞書データを使ってアジ歴のデータベースを検索します。

福羽美静

ふくばよしすず

解説
1831(天保2)年生。津和野藩出身。最高爵位は子爵。父は藩代官福羽美質。藩校養老館に学ぶ。1853(嘉永6)年京都に遊学、大国隆正に師事。1858(安政5)年江戸に遊学、平田銕胤に師事。1860(万延元)年帰藩、養老館教授。1862(文久2)年上洛、御親兵取調御用。1863(文久3)年帰藩、社寺政策・葬祭改革に従事。1868年徴士・神祇事務局権判事、神祇官判事。同年大坂行幸中の明治天皇に「古事記」進講。1869年兼議事取調、待講、兼耶蘇宗徒御処置取調、神祇官副知事、神祇少副、兼宣教次官、兼大学校御用掛。1871年歌道御用掛、兼制度分局、大嘗会御用掛、神祇大輔。1872年教部大輔、宮内省三等出仕。1875年二等侍講、元老院議官。1876年国憲取調委員。1877年宮内省御用掛。1879年文学御用掛。1880年文部省御用掛、東京女子師範学校長。1881年参事院議官。1883年宮内省編纂局事務主幹、編纂局編集委員長。1885年元老院議官。1890年貴族院議員、錦鶏間祗候。1907年死去。子に福羽逸人、福羽恩蔵。孫に福羽真城、福羽発三。
参考資料
我部政男ほか編『勅奏任官履歴原書』下、柏書房、1995年、474~483頁。宮地正人ほか編『明治時代史大辞典第3巻』吉川弘文館、2013年、297頁(執筆:中村聡)。安岡昭男ほか編『幕末維新人名事典』新人物往来社、1994年、830頁。日外アソシエーツ編『明治大正人物事典Ⅰ 政治・軍事・産業篇』日外アソシエーツ、2011年、530頁。
基本語(日本語)
福羽美静
基本語(英語)
Fukuba Yoshishizu
同義語
福羽文三郎福羽従四位福羽四位福羽五位福羽判事福羽権判事福羽神祇少副福羽神祇大輔福羽教部大輔福羽子爵福羽元老院議官福羽議官源朝臣美静
関連語
侍講耶蘇宗徒御処置取調掛宣教次官大嘗会留守政府元老院議官国憲取調委員文学御用掛文部省御用掛東京女子師範学校参事院議官編纂局錦鶏間祗候福羽逸人福羽恩蔵福羽真城
上位カテゴリ
このページのURL
https://www.jacar.archives.go.jp/das/term/00000400


PAGE TOP