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ウィチット

うぃちっと

解説
1892-1962年。正式な姓名はルアン・ウィチットワータカーン。10歳のときに出家したため、正規の高等教育を受けずに英語、フランス語、法律学を学び、1918年より外務省に勤務。駐フランス、駐イギリス公使館でも勤務し、外務次官、芸術局局長などを歴任。太平洋戦争期の1942年には、ピブン政権の外務大臣となり、駐日本特命全権大使も務めた。日本敗戦後は戦犯容疑者として逮捕されたが、ピブンの政権復帰に伴い、蔵相・経済相などに就任した。ピブン失脚後のサリット政権でも要職を担ったが、1962年3月に病気のため死去。
参考資料
「ウィチットワータカーン、ルアン」(吉川利治執筆)(石井米雄・吉川利治編『東南アジアを知るシリーズ タイの事典』同朋舎、1993年)57~58頁。
基本語(日本語)
ウィチット
基本語(英語)
Wichit
同義語
ナイ、ウィチット、ウィチットワタカンウィチット、ウィチットワタカーンウィチット ウィク ワタカン
関連語
タイ国外務大臣タイ国特命全権大使泰国大使
表記ゆれ
ウイチット
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