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- 概要
No.
[レファレンスコード]C12120254900
閲覧[規模]32
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]第七回御首会＠質＠応答ノ概況 一、午前十時三十分＠会別紙次第＠ノ如ク＠事進行シ午後三時十五分開会此ノ間午後零時三十分ヨリ同一時三十分＠休職アリ 二、原極府＠長トノ質疑応答ノ概要左ノ如シ 概相 本日ノ御首会議ノ議閣ハ九月六日ノ御該会議決定ノ延長テアリ其ノ実行テアル 九月六日ノ決定ハ第一ニ日本交渉ノ連＠ニ関スルコトテアツタカ之カ要請ヲ免サルハ遺憾ナリ。交渉ノ内容ニ就テハ于ハ全然承知シアラス。本日並ニ掲示サレアル此ノ文書タケテハ分ラス。先ツ以テドウニウ点カ本案ノ成立前記ニ出来タカト云フコトヲ外相ニ伺ヒ度イ 外相 日米交渉ハ四月ニ提案アリ。其後六月二十一日ノ修正案カ出来タ。其内容ハ各＠ノ前側ニ見サル文字ヲ使用シアリテ、
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255000
閲覧[規模]5
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月十二日(水)自午後一時半至午後四時 第六十七回連絡会議 一、企画院総裁提案「戦争経済基本方略」ヲ審議シ原案通リ可決セリ 二、永野総長ヨリ「占領地施策ノ為ノ民間人員及機関ノ徴傭ハ作戦上絶対必要ノモノ以前ハ之ヲ差控フルコト」ニ関シ申合トシ度提案アリ 之ニ対シ東条陸相杉山総長ヨリ、軍隊ト同時ニ進発スヘキ必要アル旨ヲ説明シ、談合ノ結果本件ハ機密荏薮ノ為十分ニ注意ヲ加ヘ、又将来新規要求ニ関シテハ相談スヘキ」旨一応了解セリ 三、「十一月五日御前会議決定「帝国国策遂行要領」ニ関聯スル対外措置」ヲ提案審議スルコトニ付、海軍側ヨリ外務省案ヲ基礎トスル如ク発言アリ、山本局長説明ス 尚東郷外相ハ従来外相ノ採リシ措置ニ関シ説明セリ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255100
閲覧[規模]1
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月十三日(木)自午前十時至正午 第六十八回連絡会議 「対南方戦争終末促進ニ関スル件」ヲ審議研究ス 本件ハ腹案程度ニ止ムヘキモノナリトシ若干修文ヲ加ヘ土曜日ノ次朝会議ニ於テ決定スル事トセリ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255200
閲覧[規模]8
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月十五日(土)自午前十時至正年 第六十九回連絡会議 先ツ東郷外相ヨリ日米交渉ニ関スル其ノ後ノ状況ヲ説明シ次テ「対南方戦争名目ニ関スル件」ヲ審議シ、修文ニ就テ要旨ヲ定メ幹事修文、次回ノ会議ニ決定スルロトトセリ 一、外相ノ対米交渉ノ説明 (イ)日米関係ニ就テハ五日御前会議後当方ノ対案ヲ野村大使ニ訓令セリ、其ノ際次ノ事ヲ附加セリ 「モウ半年余リ忍ビ難キヲ忍ビ今年迄忍耐シテ来タ之ハ平和観念ニ出発スルノデアルカ忍耐ニモ限度アリ米カ之以上帝国ノ要求ヲ無視スルコトハ米側ニ於テ十分猛省スル様又今日ノ事態ハ一日モ看過出来ナイ旨ヲ米ニ申入レラレ度シ」 (ロ)野村ハ「ハル」ヲ訪問シ当方ノ電報セル通リヲ先方ニ通ジタリ米ハ之ニ対シ本交渉ハ予備会談ナリト主張セルヲ以テ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255300
閲覧[規模]6
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月二十日(木)自午前九時至午前十時半 第七十回連絡会議 「南方占領地行政実施要領」ノ審議並「十八日野村電」ニ対シ十九日外相ノ執リタル処置ニ関シ説明アリ 一、「南方占領地行政実施要領」ニ関シテハ陸海軍案ニ対スル外務ノ修正ヲ基礎トシテ審議セリ 審議ノ冒頭杉山参謀総長ヨリ左ノ通リ要望スル処アリ 「支那事変ノ経験ニヨル現地行政ニ関シテハ多元的ニ指導スルコト多ク極メテ画白カラサル結果ヲ来シ現在ニテモ此ノ害ヲ多分ニ受ムテキル、之ニと雇ミ南方行政ハ一元的ニ統轄シテヤル様ニ充分ナル考慮ヲ以テ審議セラレ度シ」 経緯次ノ如シ 「占領地＠ニ対スル軍政運管機関ヲ政府設置ノモノニ置換」スヘキ事ニ関シテハ、之ヲ方針中ニ入ルルヲ要スト外務大臣強硬ニ主張セルモ過早ニ之ハ行フヘキニ非ストテ依然備考トシテ残ス事トナレリ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255400
閲覧[規模]3
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月二十二日(土)午後二時午後四時 第七十一回連絡会議 開戦名目、対泰措置要領、対米交渉乙案ノ保障、ノ三件ニ就テ審議ス 一、開戦名目 (イ) 「中華民国」ノ字ハ不適当ナリ 「国利」ハ日清、日露ノ詔勅ニモアルヲ以テ尚研究ス (ロ) 支及米ニ対シテハ将来行詰リトナラサル様著意スル要ナリトテ 二、ノ本項及三、ノ初項ニ於テ若干修文 (ハ)右ノ趣旨ニテ修文尚文章家ノ修文ヲモ加ヘ追テ決定スルコトトナレリ 右ニ関聯シ宣戦布告ヲナスヤ否ヤニ関シテハ、其ノ方法ト共ニ法政的ニモ実際的ニモ慎重ニ研究スル事ニ申合セリ、(結局宣戦布告ハスルコトトナルヘキモ其ノ方法ニ就キテハ充分ニ研究ノ要アリトスル意見多シ) 二、対泰措置要領案
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255500
閲覧[規模]8
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月二十六日(水)自午前十時至午前十二時 第七十二回連絡会議 日米交渉其ノ後ノ経過ノ説明、乙案ノ保障中油ノ数量ニ関シ討議ス 一、外相ノ日米交渉ノ説明 一昨二十四日「グルー」大使ヲ招致シ援蒋中止ニ関シヲ米側ノ態度判然トセサルコトヲ述ヘ又「南部仏印ノ帝国陸軍ヲ北部仏印ニ駐ムルコトナク北部仏印カラモ撤退セヨト米側デハ言ツテキルカ日本カ全仏印カヲ撤退スルハ日支和平カ出来タ時デアツテ、抑々北部仏印ニ我カ軍カ造人シタノハ其ノ進入ノ動機モ南部仏印ノモノトハ異ル 米カ日支和平ノ仲介者トナルコトハ支障ハナイカ日支事変解決ヲ邪魔スル様ナコトヲ中止スルノテナケレハ之ハ受入レラレヌ、華府テノ話ハ一ツ一ツ纒メルノテハナクテ全体ヲ「括メテヤルノタ」
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255600
閲覧[規模]4
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月二十七日(木)自午後二時至午後四時 第七十三回連絡会議 本日ハ国策最後ノ断ニ関シ重臣ニ対シテ如何ニスルヤ之ヲ御前会議ニ出席セシムルヤ他ノ方法ヲ採ルヤ、宣戦ニ関スル事務手続、国論指導要綱、開戦詔勅案ニ就キ審議ス 一、重臣ノ御前会議出席問題 東条総理ヨリ重臣ノミノ懇談ヲ行フヤ(以上詳細ハ十一月二十六日御下問奉答綴参照)或ハ他ニ適当ノ方法ナキヤニ関シ諮ル処アリ 右ニ関シテハ左ノ如ク論議セラル 「御前会議ニ重臣ヲ出席セシムルコトハ総理カ奉答セル如ク(御下間綴ニヨル)無責任ノモノヲ責任者ノ共ニ審議セシムルコト、不可ナリ 又御前デ懇談セシムルコトモ総理奉答ノ如ク責任ヲ生シ不可ナリ日露戦争デハ閣議デ開戦ヲ決定シ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255700
閲覧[規模]8
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十一月二十九日(土)自午後四時至午後五時 第七十四回連絡会議 戦争決意ニ関スル御前会議議題、独伊ニ対スル外交措置、其他開戦決意ニ伴フ国内外ニ対スル措置、ニ就テ審議検討ス 一、御前会議議題 (イ)「原案第二項、仍人対米英蘭ニ開戦ス」ノ「仍テ」ヲ削除ス (ロ)議事ノ次第中文部大臣ノ説明ハ直接関係薄キヲ以テ削除ス 二、独伊ニ対スル措置 外相ヨリ左記提案アリ 「大島 堀切両大使ニ対シ左ノ如キ趣旨ニテ独伊ニ申入レ方処置シ度シ。日米交渉ノ決裂ハ必至ダ、勢ノ趣ク処、日米両国カ武力衝突スル虞大デアルト思フ、其ノ時機ハ引外ニ早ク来ルカモ知レナイ依テ次ノ如ク約束シ度シ イ、帝国ハ独伊ノ即時対米戦ヲ期待ス、此ノ期待ニ背カザル如ク独伊側モ措置ス
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255800
閲覧[規模]1
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]対米英蘭開戦ノ件 (昭和十六年十二月一日 御前会議議題) 十一月五日決定ノ「帝国国策遂行要領」ニ基ク対米交渉ハ遂ニ成立スルニ至ヲス 帝国ハ米英側ニ関シ開戦ス
- 作成年月日昭和１６年１２月１日
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120255900
閲覧[規模]4
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]内閣総理大臣説明 御許シヲ得タルニ依リマシテ、本日ノ議事ノ進行ハ私カ之ニ当リマス 十一月五日御前会議決定ニ基キマシテ、陸海軍ニ於テハ作戦準備ノ完整ニ勉メマスル一方、政府ニ於キマシテハ凡有手段ヲ尽所シ、全力ヲ傾注シテ対米国交調整ノ成立ニ努力シテ参リマシタカ、米国ハ従来ノ主張ヲ一歩モ譲ヲサルノミナフス、更ニ米英蘭支聯合ノ下ニ支那ヨリ無条件全面撤兵、南京政府ノ否認、日独伊三国条約ノ死文化ヲ要求スル等新ナル条件ヲ追加シ帝国ノ権威ヲ失墜シ支那事変ノ完遂ヲ期シ得サルノミナラス、遂ニハ帝国ノ存立ヲモ危殆ニ陥ヲシムル結果ト相成ル次第テアリマシテ、外交手段ニ依リテハ到底帝国ノ主張ヲ貫徹シ得サルコトカ明トナリマシタ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256000
閲覧[規模]20
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]日米交渉ニ関スル外務大臣説明 昭和十六年十二月一日 本日ハ主トシテ十一月五日御前会議以後ニ於ケル日米交渉ノ経過ニ付御説明申上ケマスカ其以前即チ十月末ニ於ケル交渉ノ状況ヲ極メテ簡単ニ要約致シマスルト米側ハ国際関係ノ基礎トシテ 一、一切ノ国家ノ領土保全及主権尊重 二、他国ノ内政不干渉 三、通商上ノ無差別待遇 四、平和手段ニ依ルノ外太平洋ニ於ケル現状ノ不変更 ノ四原則ヲ堅持シ之カ適用ヲ強要セムトシ、尚帝国ノ平和的意図ニ関シ疑惑ヲ表示シ、支那ニ於ケル駐兵ニ異議ヲ唱ヘ、通商上ノ無差別原則ヲ無条件ニ支那ニ適用スヘシト主張シ、又三国条約問題ニ付テモ之ヲ事実上死文タラシメムコトヲ求メ、交渉ハ之カ為難関ニ逢著シ遂ニ停頓セル次第テアツタノテアリマス
- 作成年月日昭和１６年１２月１日
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256100
閲覧[規模]34
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容](昭和一六、一一、二八) 日米交渉ノ経緯(自昭和十六年四月至十一月) 外務起案 一、日米交渉ハ本年春頃ヨリ開始セラレタル処四月中旬米側ハ交渉ノ基礎トシテ左記七項ヨリ成ル一ノ非公式試案ヲ提示セリ (一)日米両国ノ推進スル国際及国家観念 日米両国ハ国有ノ伝統ニ基キ国家観念及社会的秩序ノ基礎タル道義的原則ヲ保持シ之ニ以スル外来思想ノ＠渠ヲ許容セス (二) 欧洲戦争ニ対スル両国政府ノ態度 日本側ハ三国同盟カ防御的性質ノモノニテ三国条約ニ基ク軍事約援助義務ハ条約国ノ一カ現ニ欧洲戦争ニ参入シ居ヲサル国家ニ依リ積極的ニ＠＠セラレタル場合ニノミ発動スル旨ヲ宣言シ米国側ハ其欧洲戦争ニ対スル態度ハ＠ヲ米国ノ積極及安全ヲ係＠スル考慮ニヨリテノミ決定セラルルモノナルコトヲ宣言ス
- 作成年月日昭和１６年１１月２８日
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256200
閲覧[規模]9
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]御前会議ニ於ケル軍令部総長説明案 謹ミテ大本営両幕僚長ヲ代表シテ御説明申上ケマス 陸海軍統帥部ハ去ル十一月五日決定ノ「帝国国策遂行要領」ニ基キ政府ノ施策ト緊密ナル連繋ヲ保持シツツ作戦準備ヲ進メテ参リマシテ今ヤ武力発動ノ大命ヲ仰キ次第直ニ既定ノ計画ニ基キ作戦行動ヲ開始シ得ヘキ態勢ヲ完整シテ居リマス 而シテ米英蘭ハ其ノ後着々戦備ヲ進メ御ニ南方ニ於ケル此等諸邦ノ兵備ハ漸次増強シツツアリマスガ目下ノトコロ予想致シマシタル所木ナル差異ヲ認メマセヌノテ我方トシテハ毫モ作戦発起ニ支障無ク既定計画通リ作戦ヲ遂行シ得ルモノト確信致シテ居リマス 又「ソ」聯ニ対シマシテハ適切ナル外交施策ト相俟チマシテ厳重警戒シツツアリマスカ目下ノ処其ノ兵力配備等ヨリ致シマシテ大ナル不安ヲ感セシムルモノハ御座イマセン
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256300
閲覧[規模]4
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]対英米蘭戦争ニ伴フ財政金融ノ持久力判断ニ関スル説明要旨 支那事変勃発後我国歳計ハ逐次増加シ本年度予算額ハ一般会計七十九億九千余万円、臨時軍事費(第七十六回議会協賛ノ分)五十八億八千万円、合計純額百三十二億余万円(第七十七回帝国議会成立分ヲ除ク)ニ達シタルカ各般ノ施設ト国民ノ努力トニ依リ巨額ノ納税及貯蓄ノ確保ヲ為スコトヲ得テ概ネ円滑ニ対処スルコトヲ得タリ、然ルニ今次南方ニ作戦ヲ開始スルニ於テハ、之カ為更ニ多額ノ国費ノ追加ヲ要スルコトハ明ニシテ果シテ我カ国民経済カ斯クノ如キ巨額ノ戦費調達ニ堪ヘ得ルヤ、殊ニ戦争ハ長期ニ亘ル公算多キ場合ニ於テ其ノ事カ可能ナリヤ、又之カ金融上ニ及ホス影響特ニ悪性インフレーシヨンヲ起スノ危険ナキヤハ憂慮セラルル所ナリ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256400
閲覧[規模]4
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]非常金融対策ニ関スル件 将来戦争勃発ノ予想カ濃化シ又ハ既ニ戦争ノ勃発ヲ見我国土ノ一部カ敵機ノ来襲ヲ受クル等ノ場合ニ於テ国民経済ノ混乱ヲ防止シ産業ノ運行ト資金ノ蓄積トニ支障ナカラシメ国民ノ戦時生活ノ秩序ヲ維持シテ人心ヲ安定セシムル為採ルヘキ非常金融対策概ネ左ノ如シ (一) 預金取付ニ関スル対策 預金支払制限(金融機関ノモラトリアム)ハ絶対ニ之ヲ行ハス金融機関ニ対シ日本銀行。朝鮮銀行及台湾銀行ヨリ積極的ニ預金支払ニ要スル資金ヲ供給セシムルト共ニ之ト並行シテ是等ノ銀行カ金融機関ノ債務ヲ保証スルコトニ依リ預金者ノ不安ヲ除去スルニ努ムルコト (二) 戦災彼害者ノ金融機関ニ対スル債務ノ処理 爆撃等ニ因リ直接間接ニ損害ヲ受ケ之カ為被害地区内ニ営業所等ヲ有スル者ノ排出シタル手形等カ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256500
閲覧[規模]6
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]井野長林大臣御説明要旨 緊迫化セル国際情報ノ下ニ於テ重大ナル決意ヲ固ムルニ現下ノ食糧事情ノ下ニ国民生活ノ最少限度ガ確保シ得ラルベキヤ否ヤヲ＠兼シ其ノ確保ヲ前提トセザルベカラザルコトハ敢テ＠言ヲ要セザル所ナリ 両モ食糧物資ニ付テ特ニ米麦ニ重点ヲ厳タベハ勿論ナルモ国民保鍵上単ニ厳磐質給源ノミナラズ蛋白質及脂肪給源ノ確保モ絶対ニ必要ナルヲ以テ此ノ立＠点ニ立チ綜合的事情ヲ考察セサルベカラ統ルニ＠下ノ食糧事情ハ先ツ第一ニ主要食糧タル米麦ニ付之ヲ厳ルニ昭和十七＠＠年度(自昭和十六年十一月一日至〃十七年十月三十一日)ノ米穀ノ需給数算ハ供給ニ於テ約七千三百九十万石(其ノ内訳ハ持越高八百三十九万石、第二国収＠予＠高五千五百十五万石、)
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256600
閲覧[規模]18
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十二月一日自午後二時五分至午後四時 第八回御前会議 議事次第ノ通リ総理、外相、軍令部総長、内相、＠相ノ順序ニテ所要事項ヲ説明ス 次テ左ノ質問応答アリ 原 本議題上重大問題デアリマスルガ、既ニ一度ノ御前会議ヲ経テ為スベキコトヲ総テノ経路ヲ辿リテナサレテ居ルモノデアリマスカラ、特ニ申上ゲルコトモアリマセヌガ、事＠大問題デアリマスルカラ若干ノ御質問ヲ致シマス 其ノ一ツハ米国務長官カラ両大使ニ寄セラレタル回答ハ議ニ不当ナモノデアリマシテ、之ヲ両大使ハ共々其ノ不当ノ点ヲ論難セラレタ由デアリマスルガ、特ニ米カ重慶政権ヲ成立テテ全支那カラ撤兵セヨトイフ点ニ於テ米カ支那トイフ字句ノ中ニ満洲国ヲ含ム意味ナリヤ否ヤ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256700
閲覧[規模]4
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十二月四日(木) 自午後二時至午後四時 第七十五回連絡会議 「開戦ニ伴ヒ満洲国ヲシテ執ラシムヘキ措置ニ関スル件」並「和蘭ノ取扱ニ関スル件」ニ並「対米最後通牒」ニ関スル文案ヲ審議ス 一、「開戦ニ伴ヒ満洲国ヲシテ執ラシムヘキ措置」ニ関シ、原案通リ可決ス、但シ蘭印ヲ加フ 二、「和蘭ノ取扱」ニ関シ 原案通リ可決ス 三、「対米最後通牒」ニ関シ 外相 米本国ニ送ル外交最後ノ文書トシテ「米ノ態度、之ニ対スル日本ノ対応並宣戦ノ詔書ノ内容ヲ敷衍シテ述ベ見切 ヲツケテ外交ヲ打切ル」趣旨ヲ以テシ度イ 「右ニ対シ最後的ノモノトセズ、若干余裕アル様ニヤレ」 永野 「其ノ暇ハナイ」 外相 「モウ一度言フダケ其ノ後更ニ言フダケ余裕ハナイ
- 組織歴陸軍省
No.
[レファレンスコード]C12120256800
閲覧[規模]8
- [所蔵館における請求番号]中央-戦争指導重要国策文書-1131（所蔵館：防衛省防衛研究所）
- [言語]日本語
- [内容]十二月六日 自午前十時至午後零時及自午後三時至午後六時半 第七十五回連絡会議 首題 対独交渉ニ関スル件 対米最後通牒ニ関スル件 対泰交渉開始時機指示ノ件 開戦ニ伴フ支那ノ取扱ニ関スル件 宣戦ノ詔勅 一、外務大臣ヨリ冒頭「クレギー」英大使トノ会談ニ付左ノ如ク説明アリ 本日英大使来訪シ日本新聞ハ最近英カ泰ニ攻勢ヲ採ルカ如ク伝ヘアルモ英国ハ左様ナル考ヘナシト述ヘタルヲ以テ承ハレリ出先大使ニモ伝フヘシト返答シ置ケル 本日ノ「クレギー」ノ態度ハ慇懃ナリシモ時局ヲ経ク見アヲス日米交渉ハ好転スヘシトハ考ヘアラス米国ハ何トカシテ日本ニ責任ヲ転嫁セントシアリ議員ノ演説及大統領ノ談話等ヨリ見ルモ対日態度ハ明瞭ニシテ戦争準備ヲ怠ルコトナク已ニ対日戦争ヲ決意シアルモノト考ヘラル
- 組織歴陸軍省