国立公文書館アジア歴史資料センター

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]一般雑件其ノ二（表）震災同情会趣意書一二、四保険会社ニ対スル貸付金ニ関スル法律案一二、五火災保険問題ノ解決ニ関スル政府声明書一二、一一避難民及地方民ノ感想ニ関スル報告（朝鮮総督府）一一、震災後ノ消防警備施設梗概（警視庁消防部）自警囲員諭君ニ概ス（関東自警関盟）帝都後興計画法案（帝都後興院）九、一震災後ノ警備一班（警保局警務課）震災後ニ於スル刑事々犯及之ニ関連スル事項調査書一（司法者刑事局）震災害後措置ニ関スル建候書（頭山満）震災関後ノ経綸ニ就テ（内国良平）大震災ニ関シ教育家並ニ一般国民ニ訴ヘル（氾栁政太郎）建議書「華を去リ実に就け」に就て（油屋

作成年月日大正１２年１０月３０日～大正１２年１２月１１日
作成者朝鮮総督男爵斉藤実／／於釡山事務官洪承均
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051013400

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件名一般雑件　其の２（２）

[規模]53

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]大正十二年十一月震災後ノ消防警備施設梗概警視庁消防部震災後ノ消防警備施設梗概大正十二年十一月警視庁消防部震災後「バラツク」建物ノ続出通信機関ノ壌滅主水利タル上水道ノ復旧難、震災ニ伴フ山手方面及郊外ノ人口劇増殊ニ冬季ヲ自然警火上ノ注意ヲ怠リ易キ等挙ケ来レハ震火前ニ比シ消防警備ハ一層ノ留意ヲ要スルモノアリ然モ震火ニ因リテ失ハレタル主要消防車輛機具七十九台（大型即筒四台小主型即筒一台オートバイ即筒二台水管自動車三台梯子自動車二台手挽水管車六十七台）及主要焼失消防建物四十四箇所（常備建物二十二箇所消防組員用建物二十二箇所）ハ復旧予算ニ制セラレ年内一小部分ノ補充又ハ建築ヲ見ルニ過キサルヲ以テ

作成年月日大正１２年１１月
作成者警視庁消防部／／関東自警同盟／／関東自警同盟仮本部
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051013500

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件名一般雑件　其の２（３）

[規模]52

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]大正十二年九月一日震災後ナ警備一班（未定稿）大正十二年十二月警保局警務課目次一、震災当日ニ於ケル幹部ノ行動一二、震災地ニ於ケル警備方法五（一）戒厳令ノ布告五（二）臨時震災救護事務局組織ト警保局五（三）警察力ノ充実八（イ）応援警察官招致八（ロ）現任巡査ノ出向一〇（ハ）臨時職員設置及巡査ノ増員一〇（ニ）増置ニ伴フ分署等ノ増加一三（ホ）各種ノ設備一三（四）警備諸機関トノ連絡一四（イ）警備打合協議会ノ開催一四（ロ）司法事務ニ関スル委員会設置一四（五）通信連絡ノ方法一六三、震災地ニ於ケル治安維持ニ対スル措置一七（一）情報ノ蒐集〃

作成年月日大正１２年９月１日
作成者警保局警務課
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051013600

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件名一般雑件　其の２（４）

[規模]53

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]（二）検問所ノ設置九月五日東京市内外枢要ノ地四十二箇所横浜市方面二十八箇所ノ検問所ヲ設置シテ不審者ノ誰何ヲ励行スルト共ニ携帯品ノ検索ヲ行ヒ危険物件ヲ所持スル者アルトキハ之ヲ領置スル等軍隊警察協力シテ不逞ノ徒ノ混雑ニ乗スルノ窺ナカラシメタルカ其成績良好ナルモノアルニ鑑ミ検問所ノ数ヲ成ルヘク多数ニ設置スルノ方針ヲ採リ巡査派出所駐在所ヲ復活シテ第二次検問所ニ当テ警察官ニ依ル検問ヲ実行シ必要ノ場合軍隊ノ援助ヲ仰クコトトシ又警察官及軍隊ノ警邏巡察ヲ充分ニシテ以テ自警団ニ代ラシムルノ方針ヲ採レリ（三）上京者ノ制限東京及横浜方面ニ於ケル震災ノ報各地ニ伝ハルヤ親戚故旧ノ安否ヲ気遺ヒ鉄路其他ニ依リ震災地ニ殺到シ

作成者警視庁／／千葉県／／栃木県
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051013700

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件名一般雑件　其の２（５）

[規模]50

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]（表）犯罪発生状況調査表（大正十二年自九月一日至十月二十日間）埼玉県種別発生件数前年同期トノ比較増減検挙件数未検挙件数校火一二三六六殺人四四四一強盗一一九八三窃盗二四四六五一三〇一五五詐欺九五一九一五一一七恐喝七四七横領四〇一五四強姦二二二傷害四〇七四〇以上ノ外刑法犯罪一三四四二一〇三刑法外ノ犯罪三五何三一八三五八合計九四三三四二六六八六三一八八備考一、発生件数ニ対シ検挙未検挙合計件数ノ符合セサルハ検挙件数中ニ九月以前発生ノ犯罪及他府県ノ人季罪第ヲ検会シタル数ヲモ計上

作成者埼玉県／／茨城県／／長野県
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051013800

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件名一般雑件　其の２（６）

[規模]61

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]緒言大正十二年九月一日大震アリ引続キ余震絶＠ス猛火各所ニ起リテ火餤天ヲ焦シ其ノ間爆音頻ニシテ人心極度ノ不安ニ襲ハレタル折柄鮮人ノ児行又ハ襲来ニ関スル流言蜚語喧伝セラレタル為一般民衆ハ随所ニ自ヲ団体ヲ組ミテ自衛警戒ノ任ニ当ルノ止ムナキニ至レリ而シテ此等自警者等ハ流言ヲ過信シテ鮮人ニ対スル恐怖ト反感トノ念ヲ激発シ其ノ結果幾多ノ殺傷事犯ヲ生スルニ至リタリ其ノ他変災ニ際シテ行ハレタル犯行赤少シトセス以下章ヲ別テテ震災後ニ於ケル刑事事犯並之ニ関連スル事項ノ大要ヲ録スヘシ第一章火災ノ原因第一概説九月一日ノ大震災ニ引続キ東京及横浜両市ニ於テハ直ニ各所ヨリ火ヲ発シ其ノ厄ニ遭ヒタル者東京ニ於テ全焼二

組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051013900

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件名一般雑件　其の２（７）

[規模]39

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]（表）符号使用者使用場所使用ノ目的風評←→↓↑ 入新井町時事新報専売所官坂明治郎入新井、大森、大井ノ一部新報ノ配達先ノ方向ヲ示ス〃向島中之郷毎日新聞社支局内藤力松向島警察署管内同上〃↑ハ爆弾（駒込）放火（渉谷品川、谷中、三田管内）〃中渋谷、中央清潔社第三出張所新井＠次郎青山六丁目、原宿、世田ケ谷、代々木、目黒、渉谷等掃除人夫ノ目印〃四谷舟町中央清潔社小山圭一四谷警察署管内同上〃荘原郡平塚村報知和田袷次郎大井町方面配達順又ハ方向ヲ示ス〃小石川大塚坂下町中央清潔社第七出張所小山須一大塚警察署管内方向ニ依リ曲角ヲ示ス〃西巣鴨町小林

組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051014000

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件名一般雑件　其の２（８）

[規模]52

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]（表）第四犯罪事実箇別的調査表庁名日時場所犯人氏名被害者氏名犯罪事実東京九月一日午後九時荏原郡大井町南浜川一、六二二岩城誠一郎殺人仕込力ヲ以テ斬付ケ殺害ス〃九月二日午後四、五時四谷区伝馬町二丁目十二伊藤長吉殺人猟銃ニテ射殺ス〃同日午後六時府下荏原郡目黒上目黒田郷山道外二名羽田平次郎傷害猟銃又ハ斧ヲ以テ傷害ス〃同日府下苻原郡品川町北馬場一一一外十二名畠山丈夫傷害致死竹棒、鳶口等ヲ以テ乱打シ日本力ニテ斬付ケ死ニ致ス〃同日午後十時府下南葛飾郡葛西川八五九松本捨吉殺人染職用巻棒ヲ以テ乱打殺害ス〃同日同時府下吾嬬町亀戸六十

組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051014100

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件名一般雑件　其の２（９）

[規模]48

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]八災後復興ノ費之ヲ外債ニ依ルベキコトヲ議スル者多シ某等政府当局ノ意図ノ存スル所ヲ与リ知ラズト雖モ其ノ不可ナルヲ進言シテ謹シデ採択ヲ請ハント欲ス几ソ外債ノ容易ニ起スベカラザルハ当然ナリ為メニ財政ノ困難ヲ招キ国民経済ヲ不健全ナラシムルノミナラズ引イテ国家其ノ者ノ立脚地ヲ動揺スルニ至ル思フニ今次ノ震災ノ損害タル大ハ即チ大ナリト雖モ未ダ我ガ国民財力ノ負担シ得ル所ヲ超ユト為サズ又若シ之ヲ其ノ負担ニ堪ヘズト為サンモ国民ニ適応スルヲ以テ復興ノ目度ト為スベキハ某等ノ固ヨリ主張スル所ナリ若シ国債ヲ起スニ非ザレバ其ノ費ヲ弁ズルニ足ラズト為サバ専ラ之ヲ内債ニ依ルベキノミ或ハ曰ク英米諸国民ノ同情今正ニ酣ナリ乗シテ外

作成年月日大正１２年１０月１１日
作成者頭山満／／佃信史／／上杉慎吉
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051014200

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件名一般雑件　其の２（１０）

[規模]57

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]震災善後ノ経綸ニ就テ社会主義者不逞鮮人凶行ノ一班黒龍会主幹内田良平災後の経綸に就て当局の明答を求む今次の震災は、安政以来、末た嘗て有らざる所の激震にして物質的破壊の甚大なると同時に、維新以来、泰西に模倣せる文明的制度の欠陥を根本的に暴露したものである。苟も大政変理の重任に膺る当局者にして、あの根本的欠陥の由る処を審にせず、徒に目前の急を弥縫するに汲々とし、何等の成算無しに、東京市復興の計画に著手するが如きあらば国家百年の大計を誤り大震の善後を収拾すべからざるに陥らしむること是れより太甚しきは無いのである、是れ吾人が罹災民救護事業の一段落を告くると同時に直に震災の実情調査及び不逞鮮人、社会主義者等横行の実状調査に着手し善後経綸の方針を講究するに至りたる所以なるが

作成年月日大正１２年９月
作成者黒龍会主幹内田良平
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051014300

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件名一般雑件　其の２（１１）

[規模]50

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]第一章東京市各方面ニ於ケル不逞鮮人及社会主義者ノ行動一、下谷各方面ノ事実一、松坂屋附近第一回火事ハ、一日午後御徒町方面ヨリ来リシ火先ニテ焼ケタルモノニシテ、当時松坂屋及広小路次辺ヨリ爆音ト共ニ発火シ其際社会主義者カ判明セサルモ、投弾者ラシキ者二名、其路次ヨリ駆逐ケ出シ来リタルタメ、群集ハ忽チ包囲ノ下ニ之ヲ欧殺シ、之レヲ路次内、遺棄シタルママ火勢ニ逐次ハレツツ何レモ上野方面ヘ立去リタリ。二、風月菓子屋ノ火熾ニ起ルヤ、松坂屋ハ尚ホ依然タリシガ門ソ一時間位ヲ過ギタル頃、松坂屋裏ノ方ニ火起ルト見ルヤ時ニ、二大爆音起リ（一説ニ四発ノ爆音ト共ニ倉庫ガ二ツニ割シテ火ヲ発シタリトモ云フ）ハテレト間モナク

作成者黒龍会主幹内田良平
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051014400

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件名一般雑件　其の２（１２）

[規模]48

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]捕ヘラレタルヲ実見シタル者アリ五、三日朝尾久町大字上尾久ニ於テ二名ノ怪はシキ鮮人アルヲ認メ之レヲ捕ヘントシタルニ彼ハ短銃四発ヲ持チ抵抗シタル故、一人ヲ＠殺シ、一人ハ半殺シノ儘同町佐藤病院院ニ入院セシメタリ。尚ホ同人等ノ自白ニヨレバ某々三人ヨリ依頼セラレ、当方面ヲ焼キ払ヘバ三ケ年間坐食セシメ更ニ金ヲ与ヘテ帰国セシムベシトテ、日当金二十五円ヲ貰ヒタリトノ事ニシテ、又タ竹筒ニ火薬ヲ入レタルモノヲ所持シ居タリト云フ四雑司谷池袋、中野方面ノ事実一、雑司ケ谷西ケ原方面ニテハ一日ノ地震ト同時ニ消防部青年団等ノ全部集合シテ警戒ニ当リタリ其警戒中鮮人ガ井戸ニ何カ符号様ノ印シヲ着ケ廻リツツアリトノ報ニ接シ

作成年月日大正１２年１０月
作成者帝国教育会長文学博士沢柳政太郎／／帝国教育会（仮事務所）
組織歴海軍省

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[レファレンスコード]C08051014500

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件名一般雑件　其の２（１３）

[規模]47

[所蔵館における請求番号]海軍省-公文備考-T12-180-3063（所蔵館：防衛省防衛研究所）
[言語]日本語
[内容]大分県別府町油屋熊八建議書『華を去り実に就け』について海軍大臣財部彪閣下一町氏建議書油屋熊八御聖旨『華を去り実に就け』について建議書の要目一、我国民の糧食を豊富にせん為清酒の造石を半減し国税を＠額に増加する事二、二重生活の悪弊を改めしむ工事三、我国取引所を七八ケ所に制限する事四、勧業債券割増附（富くじ）を改正する事五、＠後品に重税を課する事六、大に国産（殊に蚕業）を奨励する事七、銀行業者は他の事業に関係せしるめざ工事八、大会社の暴利を取締る事九、政府及民間経営の鉄道電車汽船等の運賃を調査し高くず之を引下くる事十、煙草売下げ代価を価額に値上げする事十一、ち

作成年月日大正１０年１１月３０日
作成者油屋熊八
組織歴海軍省

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