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標題
資料群枢密院関係文書
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解説
 枢密院は、1888(明治21)年4月30日に設置された、大日本帝国憲法下における天皇の最高諮問機関です。1947(昭和22)年5月2日、日本国憲法施行に先立ち廃止されました。
 この資料群は、1971(昭和46)年度に内閣・総理府から国立公文書館に移管されたもので、枢密院の会議関係文書が含まれています。同会議の手続段階別、年別、諮問案件別に整理されており、御下付案(明治21~昭和22)、委員会録(明治32~昭和22)、審査報告(明治23~昭和22)、会議筆記(明治21~昭和22)、議案配付案(明治25~昭和22)、決議(明治21~昭和22)、特別上奏事例、上奏並びに内閣通報(明治21~昭和22)、件名簿その他雑件書類があります。
【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書
【参考文献】坂本国夫「枢密院の文書について」(『北の丸』第3号、1974年)。宮地正人・佐藤能丸・櫻井良樹編『明治時代史大辞典 第2巻』(吉川弘文館、2012年、366-368頁)。

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資料群御下附案

  • [内容/資料内容] この資料群は、諮詢のため枢密院に下付された案件をまとめたものです。一般行政関係について内閣総理大臣から天皇の裁可を仰ぐため上奏された政府原案、皇室関係について宮内大臣から回付された原案がおさめられています。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>御下附案
    【参考文献】坂本国夫「枢密院の文書について」(『北の丸』第3号、1974年)。

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資料群委員会録

  • [内容/資料内容] 枢密院に回付された原案は、書記官長が審査したのち、必要に応じて枢密顧問官から構成される委員会によって審査されます。この資料群は、委員会における審査の状況(当該案件に関する審査の日、委員会に出席した委員たる顧問官および政府関係者の氏名、顧問官の質疑およびその質疑に対する政府関係者の説明・答弁の要領等)の記録をまとめたものです。1899(明治32)年7月~1921(大正10)年までは「委員録」という名称でしたが、それ以降は「委員会録」という名称で作成されました。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>委員会録
    【参考文献】坂本国夫「枢密院の文書について」(『北の丸』第3号、1974年)。

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資料群審査報告

  • [内容/資料内容] この資料群は、原案の審査にあたった書記官長または委員長から枢密院議長に対して提出された審査報告書をまとめたものです。資料の名称は1892(明治25)年から1903(明治36)年までは「審査報告」、1904(明治37)年から1918(大正7)年までは「審査報告書」、1919(大正8)年以降はまた「審査報告」となっています。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>審査報告
    【参考文献】坂本国夫「枢密院の文書について」(『北の丸』第3号、1974年)。

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資料群会議筆記

  • [内容/資料内容] 枢密院では、書記官長もしくは委員会による審査の後、最終審査のための会議が開催されます。この会議には通常天皇が臨席します。この資料群は、最終審査のための会議について、会議の日、天皇御臨席の有無、枢密院及び政府関係出席者の氏名、質疑応答の要領、議決の要領等当日の会議の状況等に関する記録をまとめたものです。なお、会議記録とは異なる性質の資料もいくつか収録されています。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>会議筆記
    【参考文献】坂本国夫「枢密院の文書について」(『北の丸』第3号、1974年)。

No.

  • [内容/資料内容] 枢密院において、審査委員や最終審査のための会議の出席者に対し、下付案件や委員会の審査報告を配付した際の資料です。文書の配付記録簿、配付された文書の送り状や会議出席通知などの案文などから構成されています。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>議案配付案

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資料群決議

  • [内容/資料内容] この資料群は、最終審査のため会議において議決された本案そのものを、会議に関する議事の記録とは別にまとめたものです。いろいろな修正意見等を経た枢密院の最終的な決議案と位置付けられます。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>決議
    【参考文献】坂本国夫「枢密院の文書について」(『北の丸』第3号、1974年)。

No.

資料群特別上奏

  • [内容/資料内容] この資料群は、枢密院開設以来の会議の議件や上奏文のうち、可決または修正の定例文とは異なる形で上奏された案件の資料を蒐集し、その作成経過を略記したものです。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>特別上奏

No.

  • [内容/資料内容] この資料群は、最終審査を経て確定した枢密院の意見について、議長の天皇に対する上奏案と内閣総理大臣への通報案をまとめたものです。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>上奏并内閣通報
    【参考文献】坂本国夫「枢密院の文書について」(『北の丸』第3号、1974年)。

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  • [内容/資料内容] この資料群は、枢密院が業務のなかで作成した文書のうち、他の階層に分類されない文書を簿冊にまとめたものです。枢密院が取り扱った下付案件を記録した「件名簿」、会議の運営に関わる書類や往復文書をまとめた「議事」、枢密院への諮問が撤回された案件をまとめた「枢密院上奏撤回書類」、宮内省との往復文書をまとめた「宮内省往復」、人事関係の簿冊等が含まれます。
    【国立公文書館デジタルアーカイブ】行政文書>*内閣・総理府>枢密院関係文書>枢密院文書


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